診断エラー

“診断エラー”という言葉を聞いたことがありますか?近い言葉に“誤診”がありますが、診断エラーはその誤診も含んだ、より広い範囲での不都合な診断をしめす言葉です。近年の医療ではこの「診断エラー学」が医療の向上に必須との概念が広まり、活発な研究がなされています。

診断エラーの定義

患者の健康問題について正確で適時な解釈がなされないこと。もしくは、その説明が
患者になされないこと。
――Improving Diagnosis in Health Care. Editors: Erin P. Balogh. Et al.

診断エラーの種類

① 診断の見逃し(missed diagnosis)
 本当はAという疾患に罹患しているが,罹患していないと診断した
② 診断の間違い(wrong diagnosis)
 Aという疾患をBという別の疾患であると診断した
③ 診断の遅れ(delayed diagnosis)
 Aという疾患の診断が適切なタイミングで行われず,遅れてしまった
――Diagnostic error in internal medicine. Mark L Graber.2005


診断エラーをなくし、診断の精度をあげるということは、具体的には各検査をいかに適切に使い、正当な解釈をするかということです。そしてその目的は、獣医療の質を上げることにあります。第10回HJS年次大会2021では、この診断エラーの中で、獣医療であまり意識されることがなく、かつ最も多発している“診断の見逃し”にテーマをおいてみました。
動物たちにより質の高い獣医療を提供するために、そして、自身の臨床獣医師としての向上のためにも、日々の診療基盤である“診断”を、私たちと一緒に、新たな視点で、もう一度見直してみませんか?

第10回 HJS年次大会 2021 開催概要

診断エラー ~その病気は見つかりませんでした~ プログラム

「臨床獣医師のための眼科診断エラー学」
小野啓(パル動物病院)

「画像診断:臨床医は何を見逃しているのか?」
小野晋(スカイベッツ・日本小動物医療センター)

「検査医学からみた獣医領域の診断エラー①②」
平田雅彦(IDEXX) 

「手術所見からの因果推論 ~手術で見つける診断エラー」
中島尚志(HJS代表・手術屋)

「死後検査からひもとく診断エラー」
三井一鬼(岡山理科大学獣医学部)

※五十音順・敬称略

日時

2021年7月28日(水) 10:30~19:00(予定) ※時間は変更になる場合があります

会場

東京都立産業貿易センター 浜松町館 第3会議室
〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 浜松町館4F

<アクセス方法>
・JR山手線・京浜東北線[浜松町(北口)]駅 徒歩5分
・東京モノレール[浜松町]駅 徒歩5分
・都営浅草線・大江戸線[大門(B2出口)]駅 徒歩7分
・ゆりかもめ[竹芝]駅 徒歩2分

参加費

7/28:第10回 HJS年次大会 20219,900円
7/29:第7回 スキンケアベストプラクティス 20219,900円
2日間:両日来場<7/28~7/29>17,600円
アーカイブ映像配信(7/28、7/29のどちらか1日のみ)9,900円
アーカイブ映像配信(2日間)17,600円
※金額は全て税込みです
※①②③でご参加の方はアーカイブ映像配信視聴が可能です
※アーカイブ映像は2021年8月10日(火)22:00~8月25日(水)23:00まで視聴可能(両イベント共通)

お申し込み

◆申込開始:2021年5月10日(月)13:00~
◆申込先:グラッド・ユーサイト内
https://www.nsdrive.com/products/list.php?category_id=7

◆主催:有限会社スピリッツ HJS事務局
◆お問い合わせ/連絡先:HJS事務局 info@h-j-s.jp